おお。お互いマニアックですね。
まず時計機能ですが、普通の手巻き式腕時計とまったく同じです。
リューズを普通のポジションで巻き上げればゼンマイが巻き上がります。30回ぐらいでフルです。6時位置の秒針が動き始めます。リューズを一段引っ張り出すと、時刻を合わせできます。
高度計の機能は腕時計と独立しています。
高度計は気圧変化によって計測するものです。そこでまずは現在の高度と気圧の同期をとります。高度が正確にわかる場所でリューズを押すと、外気圧が計測されオレンジの針が動きます。この針が高度計と気圧計を兼ねます。回転ベゼルの高度の目盛りを針の位置まで回します。
あとは、登ったり下ったりすれば、気圧が変わるので、その気圧差で高度もわかるという仕組みです。
ただし、気圧は常に変化するので、高度計の設定を一日の一度、あるいは数時間毎に行う必要があります。
その他機能として、気圧計があるということは、簡単な天気予測もできます。
同じ場所にいて朝に比べて気圧が高くなった場合(高度計は下がる)、天気が良くなる傾向にある等。