特に50年代のクロノグラフに関心を持っております。当時の時計のラグを見ますと、細部の形状やラグ穴の位置が、4本のラグで微妙に異なるものが少なくないように思います。これは、製造後の研磨や磨耗によるものなのか、それとも手仕事が多いとされる当時の製造方法によるものなのか、どちらでしょうか。ご教示いただければ幸いです。
ラグが曲がっているのは修理跡ではないでしょうか。穴の位置がずれているのは、以前に凹式のバネ棒だったりラグに固定されていたものかもしれません。http://kawai3.hp.infoseek.co.jp/works-longines1.htmlこれを今の凸バネ棒を使えるように後でラグに穴を開けた可能性もあります。
早々にお教えをいただき感謝申し上げます。製造時に起因するものではないことがわかりました。手仕事の時代の職人さんたちの仕事のレベルを低く考え過ぎていたようで、反省しております。ありがとうございました。