お世話になっております。機械式時計の日差微調整で、緩急針の微調整ネジの「+」プラス印は、時計によって±の刻印方向が違いますが、ゼンマイの中心から読み取れば良いのですか?
こんにちは。たしかにモノによってはヒゲゼンマイが右巻きか左巻きかによってネジのプラスマイナスも逆になります。刻まれていないのもありますし、何はともあれ、中心方向に向かってヒゲ棒が動けば(ヒゲ持ちから離れるほど)、プラス補正されます。ヒゲ持ちに近づけばマイナス補正です。
ETA2892シリーズは緩急体での+−の調整が逆のような印象を受けます。結局、緩急針での調整で追い込むのが理想ですね。ただ、最近のOMEGAやROLEXなどはマイクロステラでの調整なので専用工具がないと調整は出来ないですのでご注意を。
そうですね。ETA2892系は2824系とはヒゲが逆巻きで、ヒゲ持ちはローターに隠れて見えません。ヒゲ棒緩急針が手前にあります。