以前何の雑誌だったか忘れましたが、機械式腕時計のクロノグラフは使用しない方がいいというような記事を読んだ気がします。

これって本当でしょうか？本当であればその理由を教えて欲しいです。

こんにちは。

クロノグラフの機構を使わない方が良い、
といってしまうと、そもそも時計自体を動かさずに寝かせておけば、磨耗も劣化もなく新品のコンディションを保てますという、極論になってしまいます。

ストップウォッチをスタートさせると、その瞬間テンプの振り角が落ちます。起動時の負荷や動かす歯車も増えるので、心臓部の振動の幅が落ちるのです。すると元気に振動していた3針時計の時に比べると、精度が悪化する可能性があるということだと思います。一般的にはやや進み気味になります。あくまでストップウォッチを使っている間です。

もちろん、繊細なパーツなので腕に着けて毎日ずっと動かしっぱなしは機械には良くないです。また、ダイバーズでも水中でクロノグラフのボタン操作は厳禁です(一部のハイスペックなモデルは別として)。

おはようございます。

不躾な質問に回答ありがとうございました。

クロノグラフを所有しているものとしては、実はあまりストップウォッチ機能を使用する場面は無いものの、その取扱についてキチッとした知識が必要と思い質問させていただきました。

機械式クロノグラフは時計ではないと考えています。
クロノグラフを使用するのは、せいぜいカップラーメンを外で食べるときくらいではないでしょうか？

機械式クロノグラフは時計ではなくて大人が本気になれる真のおもちゃってのが最も当てはまるように思います。
機械が複雑になればなるほど故障は多くなりますしね。

クロノグラフの面白さは機械の比較も面白いのですが、プッシュボタンの感触、帰零時の反応（ロンジン13系はビュンって感じ）で、あのガチャガチャ感だと思います。