ETA2892a2を先日OHしました。

なんとか動くようになりましたが、問題が発生。

竜頭引いて時刻あわせをしようとすると２０分分くらい長針が動いたあと、外れる感じがあります。

２回ほど、オシドリの洗浄、注油、組み直しをしましたが、どうも上手くいきません。

小鉄車がツヅミから外れるんでしょうけど、何が悪いのか？
（小鉄が上手く動いてくれません）
あと同じように曜日送りの場合も数回竜頭を動かさないと小鉄車が日付側へも動かない場合が多いです。

想像するにオシドリ金具の１と２（管理人さん写真をお借りします）が悪いのか？カンヌキが変形しているのか？と思っていますが、これってパーツを交換するしか手はないのか迷っています。

何か注意点があったら教えてください。

カンヌキと裏押さえのチェックが必要では？

裏押さえがしっかりとカンヌキを押さえられて無く、ツヅミ・キチの
かみ合わせが外れてしますのではないでしょうか？

fabさんへ

ありがとうございます。
裏押さえですかぁ、ネジの締め方が弱かったのかもしれません。
あと裏押さえの形状に変形がないか確認してみます。
ありがとうございました。

2892を持っていますが、まだ一度も触ったことがないのです。
クセ(今回みたいな)とかコツ(薄いから何かあるのかな)ありましたら、また投稿お願いします。

2892は自動巻き専用設計で、2836や2824に比べ、輪列の配置がかなり合理的かつ省スペースでメンテナンスしやすいと感じてます。

ただ、テンワが小さいので追い込みが難しいのと、主ゼンマイが良く切れる、
自動巻きの切り替え歯が弱いのが弱点でしょうか。

一度、バラしてみてください！　

> 2892は自動巻き専用設計で、2836や2824に比べ、輪列の配置がかなり合理的かつ省スペースでメンテナンスしやすいと感じてます。

私もそう思います。
2836よりずっと楽に組めました。

そのうちアップします。

昨日、さっそく不具合のあった部分を観察し直し、なおかつ、洗浄して組み直しました。
今回は注油せずに組んでいます。
直りました。
問題点は３つありました。
fabさんの言うとおり「裏押さえ」のバネが少し変形していたようで、オシドリ金具の押さえ込みがあまかったこと。
もう一つは、洗浄、錆取りが甘かったことと。
注油したことで、正式なポジションに止まらないで、その先まで稼働してしまうことで、カレンダーの早送りが出来なかったこと。
カレンダー送りは、写真に丸く示した部分で、止まらないといけませんが、多少、溝（2892は細い溝が切ってあります）も拡張か変形していると思われ、滑ってしまいます。
そこへ注油したので、余計にそのポジションに止まらず、ガクッと時刻合わせ側へずれてしまっていました。
裏側の錆取りもあまく、注油でごまかしていたんですが、今回はひっかかる錆類は綺麗にして、なんとかちゃんと動くようになりました。
しかし、竜頭を１段引いた場合には、カレンダーのポジションに止まりにくく、いったん時刻あわせまで引いて戻すと問題なくカレンダーも動くようになりました。
今回の修理で一番のポイントは裏押さえの変形を整形できたことが大きかったと思われます。

fabさん、管理人さんありがとうございました。

しかし、まだテンプの振り角が甘いような気がしています。
タイムグラファーを持っていないので、振り角までは計測できていません。

いずれにしても、的確なアドバイスに感謝します。

写真を付け忘れました。
管理人さん、写真をお借りします。

レポートありがとうございます！