エルプリメロの場合、クロノをスタートしていない時のトランスミッションホイールは、ドライビングホイールと"やや浅め"に噛み合っているのが普通だそうです。なので、見た目上ゆるゆるふらついていますが、回転し続けているはずです。回転していない時があるのであれば診てもらったほうがよいかもしれません。
というのも、クロノスタート時のキャリングアーム式の歯車の連結では、噛み合わせが悪いと正確にスタートしない場合があります(秒針飛び)。そのため、トランスミッションホイールと正しく連結するよう、クロノグラフホイールの歯車の歯は非常に細かいです。
一方、ドライビングホイールとは常に噛み合って連結しているはずなので、スタート時の噛み合い損じは考えなくてよいはずです。なのに、回転していない(噛み合っていない)ときがあるとすると、クロノ起動時に正確に連結されない可能性があるのではないでしょうか。(といっても微妙で目で確認できないレベルかもしれませんが)