前回はお世話になりました、こちらを参考に無事EPOS7750分解組み立てができました。部品を先にたのんでしまった醒凛舎より先週無事に予想よりも早く到着いたしました。振込み後連絡が途絶えるのは心配になりますが、梱包などは、精密部品を扱う配慮があり不快感はかんじませんでした、もしかすると部品の調達に時間のかかるものがあるのかな〜と・・・

今回は、メッキについての質問なのですがムーブメントに施されているメッキの種類かごぞんじですか？ニッケル？シルバー（銀）クローム？
補修用などは銀らしいのですが、詳しい方ご教授宜しくお願いいたします。

ETAの2824-2や7750は、公開資料によるとニッケルメッキですね。

ノーマル仕様はニッケルですが、ゴールドやロジウムメッキの高級仕上げもあります。

ブランドに供給しているものはほとんどロジウムメッキではないでしょうか。タグホイヤーレベルだとノーマルのニッケルが多そうです。

ETAの7750の場合、下のリンクの様な仕様が選べます。
実は、装飾の込みでETAはムーブを受注してます。
http://www.eta.ch/d/produkte/Mecaline_sp/pdf/775x_decors_eta.pdf

電気メッキ技術の場合、殆どがニッケルメッキがベースになります。
金メッキの場合、下地にニッケルメッキを施すと定着が安定します。

ついでに、外装について言いますと、良くアンティークショップなどは金張りのほうが、金メッキより上等のような説明をしていますが、いずれも５〜80ミクロンで違いは方法だけです。経験上は同じ厚さならメッキのほうが良いと感じます。
http://www.tokunaga.ne.jp/doc/kikaku/images/kikaku013-1.jpg