時計の投稿写真


[No.3142] 本体秒針とクロノ秒針の差について 投稿者:   投稿日:2010/05/19(Wed) 22:58  

こんばんは、初めまして。機械式時計の初心者です。

オメガシーマスター2594.52を今春から使用しております。
残念ながら正規販売店ではなく、並行輸入品を信頼できそうなお店から購入しました。
搭載ムーブメントはCal.3301です。

クロノグラフを使用すると本体秒針とクロノ秒針が1日で5秒以上の差が出るのですが、これは機構的に当たり前なのでしょうか?
私は一つのゼンマイで、共通の歯車を駆動させていると思っていましたので、日差はあるとしても本体とクロノは同じ動きをするものと思っていたのですが、気になって仕方ありません。
クロノは常時稼働させるものではない事は承知しておりますが、すっきりしないのです。

管理人様はじめ皆さまにご教示いただければ幸いです。


[No.3143] Re: 本体秒針とクロノ秒針の差について 投稿者:   投稿日:2010/05/20(Thu) 00:32   URL

こんにちは。
おそらく垂直クラッチ、摩擦車方式のためではないでしょうか。
このフレデリックピゲ製ムーブメントは垂直クラッチで動力を伝達するものですが、上下に重なり合ったクロノグラフ車(クロノ秒針)と4番クロノ車が実際に噛み合うわけではなく、バネで押しつけられて連動する摩擦車方式です。
歯車の噛み合いがないので発停時の針飛びはないものの、長時間駆動中に振動や衝撃でずれることもあるのでしょう。


[No.3146] Re: 本体秒針とクロノ秒針の差について 投稿者:   投稿日:2010/05/20(Thu) 10:04  

早速の御連絡ありがとうございます。
詳しいご説明で本当に感謝いたします。
機構的に可能性があるとのことで少し安心しました。
もしや偽物ではとかあらぬ心配をしておりましたもので・・・・

昨夜は就寝前後の約10時間机上に放置している状態でも3秒ほどクロノ針が進んでいました。
これは、あまりひどい場合は調整可能なシステムなのでしょうか?

お時間のあるときで結構ですので教えていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。






- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー