今回はネガティブなお話しでゴメンなさい。
個人的には確認、認識しておくことはとても重要なことであると考えて居りまして、また 「理想」 の方だけでなく 「NG] の方も知っておいて頂いたほうが今後の為にもよろしいかと考えて居りました。どうぞお許し下さい。
私にとって NG な腕時計
1.バー、アラビア数字混在インデックス
2.スモール・セコンド (管理人さん、ゴメンね........)
3.カレンダー付き
4.モノトーンでない文字盤(例のシチズン・ジュニアのレストア前のオリジナルのものの様な、ダイヤルの地が一様でないデザイン。反対に交換後のダイヤルのデザインは大変Good!)
5.太めのドーフィン型時針・分針(オリエントスターロイヤルWZ−EGシリーズのものなど。新製品のオリエントスターダイナミックくらいの太さなら問題なし。といっても一般的にはドーフィン型といえばWZ−EGシリーズの方が標準的な太さか?)
6.18KYGや18KWGなどの貴金属ケース
7.中三針を超える多機能
8.非防水
9.段差のあるラグ(オリエントスターダイナミックやノモスにあるような)
10.自動巻
11.フロント・スケルトン
バーならバーのみで、アラビア数字ならアラビア数字のみで統一されたインデックス
スモール・セコンドやカレンダーの窓は文字盤のデザイン上の対称性や均一性を乱し、またその存在は必ずインデックスを欠くことになる
貴金属は分不相応、またあるバンドとのある特殊な問題でNG
ラグの段差はこれこそ 「奇をてらったデザイン」 で無意味な意匠
メカ式腕時計に 「自動」 を持ち込むこと自体、???。 それに私にとっては自動巻の方が不便。 どこまで巻けているのかが判らず煩わしい。(パワー・リザーブ・メーターは自動巻にこそ必要なのでは?)
「手で巻いてこそメカ式腕時計!」
最初硬かったゼンマイが毎日巻いているうちに、なめらかに、やわらかい、いい感触になってくる。それも 「メカ式腕時計ならでは」 の楽しさなのでは? その楽しさをわざわざ 「機械を複雑にし」 「その分コストアップして」 「気持ちわるいシャリシャリ感まで付け加えて」 無にしてしまっている。なんともったいないことか...............!
あくまでも腕時計は 「時間」 を知るための実用品。その機能を損なうようではどんなに良いデザインでも本末転倒。優れたデザインとは 「最初に実用ありき」 「実用の必要性からでてきたもの」 であり、実用性よりデザインを優先するようなデザイナーは本当に優秀なデザイナーとは云えない。自分のエゴをユーザーに押し付けているだけの 「物事の本質を見抜くことの出来ない、道具に対する敬意を持たない」 者
フロント・スケルトンは多かれ少なかれ必ず時間が見にくくなる。時計の最も基本的で重要な機能、「時間を見ること」 それを損なって一体どうするのでしょう?
私にとってメカ式腕時計は実用的には 「時間を知る」 ことが出来ればよく、嗜好的には 「シンプルなデザインと5振動の音」 があればそれでいい、ということのようです。
管理人さん、呆れてますか?。
でも、自分の好みというものをキチッと確認、認識しておくと、迷ったり、惑わされたり、煩わされたりせずに済みますし、そして何より自分のセンスを磨くためには、自分の好きなコトに関しては絶対に妥協しない精神が必要と思います。
といいながら、これがハッキリ自覚できたのは、ポートフィノやセイコー5を手に入れた後でした。
ポートフィノは未だ出陣していませんし、初陣の予定も未定です。
いまのところ黄色いダイヤルの5スポーツにお世話になりながら、どうやって 「理想の腕時計」 を作り上げるか、まだまだ問題(部品の調達上の)山積でどうなることやら..............!??!
というところであります。
(それにしても up してから改めて見ると、なんてタイトルなのかしら................!)