こんにちは。私はユニバーサル・ジュネーブの手巻き時計が好きで、2本愛用しています。ところで、ユニバーサルの薄型手巻きキャリバーには、cal.42とcal.1-42の2種類が存在するようですが、この違いがお分かりの方、いらっしゃいましたら教えて下さい。マイクロローターやクロノグラフで話題になることの多いユニバーサルですが、薄型のアルテッセシリーズもなかなか魅力的です。
こんにちは。cal.42もcal.1-42も、ガンギ車の穴石の上に更に受け石が被せてあると思います。ホゾの先端を支えオイルの乾燥にもメリットがありそうです。この受け石の違いのようです。古いcal.42は普通の石が爪で固定されているだけです。Girocapと呼ばれ、マイクロローター等、他のムーブメントにも見ることができます。後発のcal.1-42の方はルビーの一角が切り取られており、オイルを補充できます。かなり特殊ですね。名前はなさそうです。
早速のご回答ありがとうごうざいます。なるほど、いくら写真を見比べても解らないわけですね。こんなに早く解決して驚いています。余談ですが、私は古美術や文化財の修復を仕事としていまして、工程や色数を最小限に抑えた、シンプルな仕事ほど難しく、職人の技術が表れることを実感しています。そんな理由からか、時計は手巻きのシンプルなもの、それも2針のものを愛用しています。ユニバーサルのアルテッセは、控えめで、長く使いたい機械です。
素敵なお仕事ですね。ちなみにうちの奥さんは自分で金継ぎするからと割れた陶器類を捨てません。