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[No.5743] JLCのCal.899とロレックスCal.3135 投稿者:おてか  投稿日:2011/06/14(Tue) 17:38  

素人ですいません。
購入するに当たりJLCのマスターコンプレッサーダイビングオートマチックネイビーシールズと新型ロレックスサブマリーナどちらがいい時計なのかで迷ってます。
JLCのCal.899とロレックスCal.3135はどちらも三振カレンダーつきですが、ちょっとネットで見てたらCal.899は片持ちテンプでCal.3135は両持ちテンプだとありました。またあるページには両持ちテンプのほうが丈夫だし性能がいいとあったんですがそもそもそれら二つはどう違うのでしょうか?今は片持ちテンプってだんだんなくなる技術なんでしょうか?
時計にはズブの素人ですが自分にとっては高額な買い物なので納得のいく買い物をしたいと思って質問させてもらいました。


[No.5752] Re: JLCのCal.899とロレックスCal.3135 投稿者:   投稿日:2011/06/15(Wed) 22:55   URL

こんにちは。
なるほど楽しい選択ですね。

ロレックスのcal.3135(径28.5mm/厚6mm)は分厚く頑丈でテンワも大きく安定していて衝撃にも強いです。だからブリッジで両側からしっかり固定という話しもありますが、設計上、天真のアガキ(受け石とホゾの隙間)を両側から受けの高さで微調整できるメリットがあります。

ルクルトのcal.899(25.6mm/3.3mm)は小さくて薄いです。テンワも小さいし片手のデメリットはないと思います。25mm以下だと大体片手です。一方、同じルクルトでも30mm/5.7mmの大きめのcal.975は両持ちです。

以上はフリースプラング方式で、やはりアガキまで微調整できる繊細さが要求されるのかもしれません。30mmを超えるようなムーブでも緩急針方式だと両持ちはあまりないかも。

性能の観点では精度は同等。1日腕に着けてる分には巻き上げ性能の話も無意味。機械ですから大きくて丈夫な方が良いです。が、899は装飾が綺麗で自動巻き機構や22金ローターにはメカとして魅力があります。

ルクルトはとても好きですが、ムーブメントのバリエーションも豊富な同社が42mmのダイビングに薄型スリムの899を搭載したのは解せません。でも格好いい。


[No.5753] Re: JLCのCal.899とロレックスCal.3135 投稿者:おてか  投稿日:2011/06/16(Thu) 10:16  

丁寧な解説をありがとうございました。
なるほどムーブメントの大きさによって両持ちとか片持ちに分かれるんですね。
またJLCの899はムーブメントの装飾にも魅力があるので裏スケじゃないダーバーズだとそれが見えずもったいないし3135に比べて小さいので衝撃に対して幾分不利なのですね。
ただ、サブマリーナに比べ見た目が気に入ってるのとあまり人とかぶらないのは魅力です。
サブマリーナはあまりにもメジャーなので。
ムーブメントの性能は同等ということなのであとは好みなのでしょうね。






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