パテックフィリップのCal.に関して、海外のサイトに書かれています。　

　Cal.177は、フレデリックピゲのCal.21
　Cal.215は、ジャガールクルトのCal.849

http://chronocentric.com/forums/omega/index.cgi?noframes;read=34475

Cal.の写真がありません、本当でしょうか。

他のサイトには、ジャガールクルトが、フレデリックピゲCal.1185を使いはじめるというのもありますね。

こちらはCal.の写真があります。

ランゲ＆ゾーネとスイスの全メーカーの「ひげぜんまい」は、ETA傘下の二バロックスのものを使用しているようですね。　

マニュファクチュールの定義とは、なんなのでしょうか。

マニュファクチュールということに拘ると、SEIKOになると言うことになるようですね。

ムーブメントのパーツをすべて自社生産していれば　マニュファクチュール　というのでしょうか？。ネジは？、人工ルビーは？

ケース、ガラス、ばね棒、ベルト、文字盤、針、は外注でも？。

Ｆ．デュフォー氏もケースは外注のようですね。

個人的にはベルトとばね棒は自社製でなくても良いと思いますが、腕時計本体すべてを自社でつくってこそ、というような気がします。でもガラスはまったく畑違いでしょうから、ムリか・・・・・。

逆に全部つくるかどうかということより、優秀なヒゲゼンマイを生産出来るメーカーが、本当の優秀なメーカーということ？。

昨年出たルクルトのマスターコンプレッサークロノグラフのキャリバー752は確かにフレデリックピゲ1185ベースですね。ツインバレルに改良されてますが。そういえば、モーリスラクロアの満を持したような新作クロノもETAユニタスの上に作ったものだし。

マニュファクチュールの定義は人それぞれで。。。ムーブメントを自社設計するメーカー、ヒゲゼンマイやガンギ車のような特殊なパーツまで製造できるメーカー等々。さすがのパテックも全部が全部自社製造ではありません。215がルクルトベースとは思いませんが、クロノグラフはレマニアやオールドバルジューのものを使ったものもあります。

私なら、外装は抜きにして、1キャリバーでも70％ぐらい自社製造していれば許してしまおうか。

全部自社で作ることは、生産量の少ないものは、コストの面でも現実的ではないですね。　
他者のムーブメントを使用しているものがある場合、隠さず明示し、自社でどの程度チューンしているかなどを
公開すると良いのでは。

実は、ずっと時計から離れていた、私だけが知らないのかも知れませんね。　時計が大きくなったというのは知っていました。

マニュファクチュールにはこだわらず、デザインを含めて自分に合うものを選んでいます。

やはり、ムーブメントをシッカリつくっていてくれれば、ユーザーは納得するということでしょうか。

パテックフィリップのCal.177は、フレデリックピゲのCal.21と基本的に同型です。（サイズは、1/100単位で異なりますが。）
Cal177は、1960年代に開発された薄型ムーブです。パテック社では、Cal.21を部品単位かエボーシュで購入して“コートトジュネーブ加工”や“面取り”を徹底的に行い、自社ムーブとしてRef.3520（カラトラバ）に2009年まで搭載していました。
スイスの時計メーカーでは、ムーブの融通は当然の様です。
例えば、ETA社では、ロレックッス社を始め多くの時計メーカーに部品を供給しています。（2010年からは完成品のムーブは供給しない様ですけど。）
また、ロレックス社のムーブですと1980後半〜1990年代に搭載されていたCal.3000系は、ロレ社が当時経営難であったパテック社救済の為に開発を依頼し、備品を供給してもたっていたという裏事情も有るようです。
　何れにせよ、Cal.177はパテック社で徹底的に加工し、Cal.21以上にコストをかけた良いムーブと言えるでしょう。
　ちなみに私は、パテック時計は、Cal.12-400のRef.4317をコレクションしています。