先日、クロノグラフでクロノを作動させると、止まりが出る機械が手元に着ました。
中間車のあたりが強くて、止まるんだろうと思って見てみたんですが、あたり調整は適正でそれ以上弱くすると離れてしまうような上体でした。
オイルの劣化でホゾにかかる負担が多いのか?ということで、ブリッジとクロノギヤ、30分積算計ギヤのホゾを磨いて、取り付けました。
しばらくはいいので、見ていたらやはり止まります。
ちょうど30分積算計を動かすところで止まりが出ているので、こちらも中間車が悪いのかと思い、ばらそうとしたらブリッジのルビーに欠けがあって、「あ!」と気がついたんです。
同じ機械を自分も持っているので、そちらから正常なパーツを取り外し交換したら止まりもなく、正常に動くようになりました。
さて、前置きが長くなりました。
欠けたルビーを取り外して直径は電子ノギスで計測したら「1.30mm」と分かりました。
問題は穴の大きさです。
ホゾは「0.18mm」でした。
人口ルビーは海外で注文できるのですが、今、色々と探しているものの「1.30×0.20」というサイズの石がありません。
あるのは「1.30×0.19」です。
ホゾに対して0.01の余裕は少しなさ過ぎのような気がしています。
一番いいのは穴の大きさを実寸することなんでしょうが・・・計測道具もないので、困っています。
ホゾに対して穴の大きさはどの程度の余裕を見るべきだとお考えでしょうか?
とりあえず0.19mmの石を注文してあります。最悪、ホゾを磨いて少し細くなればと思っていますが。。