EAT2836-2のハック付をケースから外したいのですが、このサイトで見ていると巻き芯を外す時は、奥へ押した状態でオシドリを押すとの事ですが、2836-2のハック付の場合も同じでしょうか？

2836は触ったことないですが、同じ構造の2824と2804は、ゼンマイ巻上げ状態（巻き真を奥に押した状態）で取り外したと記憶しています。
ただし、巻き真を抜く時や再び挿入する時、この周辺の細かい部品の組み合わせが外れてしまう可能性があります。ご存知だと思いますが、この場合、巻き真どころか、針、文字盤、ムーブメントを取り外し、裏押さえ周辺のすべてを組みなおさないといけません。

管理人様ありがとうございます。巻芯を外すのは何かと難しそうですね。しかし巻芯を外さないと何もかも先に進めないし。他のサイトで見るとEAT2836-2のハック付はハック位置で抜くと書いてありました。管理人様は2836は経験無いとの事ですが、失敗するとどのようになってしまうのでしょうか？

失敗すると、巻き芯を刺してもカンギ・ツヅミがかみ合わず、手巻きが出来ない・時間や日付が合わせられなくなります。　心配ならお店にやってもらいましょう。

自分でやって失敗したら一発でジャンクになります。
自分で治せないならね。

レスありがとうございます。EAT2836-2のハック付はハック位置で抜くのが正解でしょうか？

逆にバラした状態から組み立てる時は巻き真がないわけで、ツヅミとキチ車を離した状態(時刻合せの状態、同時にハック状態)に組み立てるのは難しい気がします。そもそも通常はバネでカンヌキが２つを密着させているのですから。離そうとすると軸(巻き真)がないのでツヅミが溝の中でころんと転がる気がします。カンヌキで横腹押えていてもキチ車にくっ付けていないとかなり不安定ですよ。
結局、巻き真だけ取り外すわけではないのですから、オシドリやツヅミが外れようがかまわないと思います。組み直せばよいわけで、パーツは壊れないので、トライしてみてはいかがでしょうか。
私も何度も何度も。。。

管理人、nowhereman氏>レスありがとうございます。
何となく解ってきました。しかし、ハックの位置とは、キチ車とツヅミはかみ合った状態ではないのでしょうか?

いいえ。そこが逆なのが興味深いところなんです。

リューズが通常の位置 ＝ ゼンマイ巻上げ可能 ＝ カンヌキ(＋バネの力)がツヅミをキチ車に密着させている。キチ車はゼンマイ巻上げ機構へ。

リューズを引いた位置 ＝ 時刻合せ可能 ＝ オシドリがカンヌキを押しツヅミを小鉄車へ(キチ車から離れる) ＝ 小鉄車は時刻合せ（※ハック機能がある場合はレバーがテンプの輪に触れて振動を止める。）

と、文字で書くとイメージがわきにくいでしょうから、以下のページを参照してみてください。ユニタスの手巻きムーブがモチーフ。
　http://kawai3.hp.infoseek.co.jp/windingstem.html

管理人様ありがとうございます。大変大変役にたちました。なんか、やれるような気がしてきました。これからも宜しくお願いします。