もちろんすべてがそうではないでしょうが、例のポートフィノのローターのシャリシャリ感や管理人さんのパテックの贋作のコメントにあるように、スイス腕時計の稼動部分の質感の感覚について、スイスの業界の連中はどう考えているのでしょう？。

精度、機能性は申し上げるまでもなく、ローターやリューズの回転の滑らかさやプッシュボタンのかたさなど、そのあたりの質感も　「さすが！」　と感じさせてこそ本当の高級品といえるのであり、高いお金を頂戴できるのだと思うのですが、彼らのそのあたりの感覚が？？？？？、であります。

西洋人にはそのあたりの質感感覚が無いのか、それとも気にしないのか、「基本性能さえきちんとしていればそれでいいのだ、ゴチャゴチャ言うな！」　と傲慢なのか　（スイスの時計業界のルーツがフランスにあるということをきくと、そんな気もしてきます）　とにかく価格的には１０倍以上もするポートフィノよりもセイコー５のローターの回転の方が滑らかだったり、中国製の贋作の方が操作感が良かったりと、？？？？？？？？・・・・・・・・・・？、です。

われわれユーザー　(特に日本人）　はスイスの時計業界にナメられている？。
良心的なメーカーの製品の中から選択した方があとあとイヤな思いをしないで済むかもしれません。

メーカーや代理店がユーザーをどう見ているか、特に高価な商品を購入する際には、一考してみた方がよろしいのでは？。余計なお世話ですけど・・・・・・・・・・。

操作感よりデザイン的な質感に重きをおいていると思います。
ブライトリングが代表的です。実物見ると、文字盤や側、ブレスの質感に高級感があります。
中身のブラッシュアップに操作感は含まれていないでしょう。

ただ、スイスでも操作感はこだわりポイントのはずで、パテックなどの高級ブランドの巻き上げ感は違います。たぶんその他のハイエンドなブランドもそうでしょう。
このクリック感は、クラシックカメラのフィルム巻上げ感に通じますね。

50万円以下のスイス時計にそこを期待してはいけないのでしょうね。
その点、ノモスの手巻きは良いです。

なるほど。

５０万円以下のスイス腕時計は　「高級品」　ではないということですね。　ただ・・・・・・・・・・・。

「ノモス」　というところでピーンときました。ドイツのメーカーですよね？　(そのルーツはスイスだったようですが）。まさにそこなのです。

スイスとドイツの考え方の違い？。確かに高級品では管理人さんのおっしゃる通りなのでしょうが、それでも自分たちの都合をユーザーに押し付けるものと、値段にかかわらず最善を尽くすものと、その違いはなんでしょう。

ドイツ人に出来ることがスイス人には出来ないのか。他国に出来ることがスイスには出来ないのか。

「出来ない」　のではなく　「しない」　のだと思います。　「自分たちはメカ式腕時計の本家、盟主である」　と言うなら、他国のメーカーが普通にやっていることを出来ないようでは、 そして　「やっぱり、さすが腕時計といえばスイスだな！」　と納得させられるようでなければ、その名が泣くのではないでしょうか。高いお金を頂戴する資格がないのではないでしょうか。やはりスイスの業界にはある種の　「傲慢さ」　はあると思います。

どうも他の工業製品の業界とくらべてみて、スイスの時計業界は特殊な感じがしていたのですが、どうでしょう。

そして　「ノモス」　がほとんどスイスのようなところとはいえ、なぜドイツに本拠を置いたのか。　「スイスブランド」　の恩恵を捨ててまで　(？)　なぜドイツに本拠を置いたのか。　「スイス国内では自分たちのめざす本当のいい仕事ができないから」　と考えるのはカングリ過ぎでしょうか？。