そんな煩わしい操作を強いられても、それでも他にあり余るだけの魅力があっちさんにとってその時計にあるのならよいのですが、気に入っているだけに悪くするとその時計やメーカーに対し、やがて憎悪の念が生じてくるかもしれません。そうなったら不幸なハナシですが、一番不幸なのは、そのメーカーです。ユーザーにイヤな思いをさせた報いがやがて必ずめぐりめぐってそのメーカーにかえっていくのです。自己中心的なものの考え方は必ず破綻します。
しかし、考えれば考えるほど、スイス時計の品質管理の基準については理解に苦しみます。われわれ日本人が細かいコトいいすぎなのでしょうか?。それともスイス人は日本人ほど細かい点に気付くことが出来ないのでしょうか?。
なにが 「精密機器ならスイスだ!」 なのでしょうか。それともすでにこのコトバは死語でしたか?。