こんにちは。
なるほど楽しい選択ですね。
ロレックスのcal.3135(径28.5mm/厚6mm)は分厚く頑丈でテンワも大きく安定していて衝撃にも強いです。だからブリッジで両側からしっかり固定という話しもありますが、設計上、天真のアガキ(受け石とホゾの隙間)を両側から受けの高さで微調整できるメリットがあります。
ルクルトのcal.899(25.6mm/3.3mm)は小さくて薄いです。テンワも小さいし片手のデメリットはないと思います。25mm以下だと大体片手です。一方、同じルクルトでも30mm/5.7mmの大きめのcal.975は両持ちです。
以上はフリースプラング方式で、やはりアガキまで微調整できる繊細さが要求されるのかもしれません。30mmを超えるようなムーブでも緩急針方式だと両持ちはあまりないかも。
性能の観点では精度は同等。1日腕に着けてる分には巻き上げ性能の話も無意味。機械ですから大きくて丈夫な方が良いです。が、899は装飾が綺麗で自動巻き機構や22金ローターにはメカとして魅力があります。
ルクルトはとても好きですが、ムーブメントのバリエーションも豊富な同社が42mmのダイビングに薄型スリムの899を搭載したのは解せません。でも格好いい。