アンティーク・セイコーの金メッキメダルを保護するための専用ベルトを作ってみました。
ベルト巾18mm/尾錠巾16mm/親長68mm/剣先長100mm/リザード
KSのメダル |
今回の材料はリザード、とかげの革を使います。
リザードの革はとても薄いので穴がポツポツあいていることがあります。光にすかして穴の空いていない革を選んで購入します。
本体と、メダルを汗からガードするパッド部分を切り出し、1mmのヌメ革を張り合わせて使います。
切り出した革 | 張り合わせた革 | メダルをガードするパッドの材料 |
芯材と裏側を貼り合わせて、縫い上げます。
芯材との張り合わせ | 裏革との貼り合わせ |
余分な革を革包丁で丁寧に切り出しシルエットを作り出します。
縫い上げは一気に行います。途中で休んでしまうと、縫ったところが絞まって全体の形がゆがみます。
コバを仕上げます。黒色のコバ仕上げ剤(IRIS)を塗って磨きます。
縫い目は木槌でとんとん叩いて表、裏の縫い目の偏りをなじませます。
ベルトを通す穴を彫刻刀で切って、同じようにコバを仕上げます。ベルトループには飾り念をつけます。
完成です。
ベルトを装着してみます。