品質の目安にはなります。
JEWELは金属の磨耗を防ぐために脱進機の爪や歯車の軸の先端の受けに使われ人口ルビーの石のことです。例えば、昔の7石というとテンプ、アンクルだけにしが使われていないものですが、21石になるとすべての歯車の軸の上下の他、ガンギ車は上下2個ずつというものもあります。自動巻きや複雑機能の分にも余分に石を使います。
長い目でみれば、石を多く使って品質が高く丈夫な作りであれば、少ない石のものより、長く精度を維持し続けることが可能かも。
とはいっても、石数は品質の要素の1つにすぎません。
例えば、低いパワーのゼンマイで低振動で正確に動かすことができれば、部品の劣化が非常に少なく、いつまでたっても使い続けることができます。
この辺は高い技術力のある時計ブランドにしかできませんが。
今の時計はどれも21石から30石くらいで、気にするほどのこともないのかなぁと思います。