アンティークなスクエアウォッチ |
アプライドのアラビア数字インデックス、スモールセコンド |
Cal.770/手巻き/22石/毎時18,000振動 |
ハミルトン(Hamilton)のマスターピース「シンクレア(sinclair)」。
ラグ |
14金無垢のスクエアケース、現代ではレディースサイズほどの大きさ(25mm×25mm)。
50年代を感じさせるカーブした文字板とラグのデザインが、良い雰囲気を出しています。スモールセコンドがかわいい。
30年〜50年代、アメリカはスイスと並ぶ時計大国でした。このムーブメントにも、そんなアメリカンウォッチのハイグレードな仕上げを見ることができます。
テンプ |
通常の17石であるところ、石数は22。受け石をガンギ、4番車、3番車にももうけています。ブリッジ全体にはコート・ド・ジュネーブが施され、エッジはポリッシュされてきれいに装飾。
もちろん、チラネジ付きテンプとブレゲ巻上げヒゲゼンマイ。
ハミルトンといえば、アーミーウォッチのカーキや、現代的なデザインウォッチなど、若者向けのブランドとして知られています。しかし、その歴史は長く、アメリカ時計全盛期の一役を担っていました。
1969年にはブライトリング、ホイヤーとともに世界初の自動巻きクロノグラフの開発グループにも名を連ねていました。