ユングハンス クロノグラフ Cal.88

Junghans Cal.88 Chronograph

2レジスター・クロノグラフ/SSケース/直径37mm/厚さ14mm

50年代のクラシカルなスタイル

手巻き/直径31.6mm/19石/毎時18,000振動

ドイツ製アンティーク

電波時計で有名なドイツのユングハンス（ユンハンス）の手巻き式クロノグラフです。

テレメーター、分積算計を持つ典型的な２レジスタークロノで、白文字盤にアプライドのアラビア数字とシャープな金の針は、クラシカルな雰囲気とともに高い視認性を誇ります。

無駄な装飾がなく、ドイツの機能美が表れている一品。

希少なキャリバー88

アンティークの手巻き式クロノは、スイス製エボーシュを搭載したものがほとんどで、ドイツ製ムーブメントを搭載したモデルはとても希少です。

金メッキの美しい仕上げ

このキャリバーJ88は、ユングハンスが独自に開発したもので、大きな直径31.6mm（14ライン）は、高級機の風格が漂っています。

コラムホイールとキャリングアームを採用する伝統的な設計、石数は通常より多い19石で伝え車の受けに石が使われています。テンプには耐震装置が備わっています。

受けと地板には、金メッキでザラザラな梨地仕上げが施されており、これはドイツの伝統的な装飾です。

ドイツ製のクロノグラフといえば、テュチマCal.59、ハンハルトCal.41、グラスヒュッテ（GUB）Cal.64、そしてこのユングハンスCal.88。いずれも40年代から50年代に開発、製造され、軍用として採用されました。エボーシュとして使われることはなく、国外に輸出もされていないため、生産量が少ないのです。

ドイツの老舗ユングハンス社

創業は1861年、ドイツ最大の時計メーカーです。

伝統的なマニュファクチュールのイメージはなく、クォーツ時計と電波時計の開発では世界トップクラスで、置時計から計測機器まで製造する総合時計メーカーです。1972年のミュンヘンオリンピックでは公式計時を担当しました。電波時計やソーラー時計、機械式時計の分野で、日本のシチズンやセイコーと提携しています。