2006年からまる4年、仕事で使っているThinkpad T60を更改することに。
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購入条件は以下となります。実用性重視です。
1. 液晶は14インチ、WXGA+(1440x900)以上
2. 重量は2kg以下
3. とにかく長く使える(頑丈、メンテナンス性など)
このクラスを洗い出すと、どのメーカーも高性能と軽量化を両立させるため、黙っていてもCPUはCore i5以上、メモリーもPC3-8500(1066MHz)対応となります。
メーカー モデル |
画面 | 解像度 | 重量 | CPU | 駆動時間 | 外装、内装 | 耐久性試験 |
Lenovo ThinkPad T410s |
14.1インチ | WXGA+ (1440x900) |
1.79kg | Core i5 520M | 4.8時間 | ふくろうブレード、バスタブ構造、排水管、アクティブプロテクション | 衝撃、圧迫、落下、開閉、ひねり、加熱、冷却、液体、静電気等の試験 |
パナソニック Let's note F9 |
14.1インチ | WXGA+ (1440x900) |
1.61kg | Core i5 520M | 8.5時間 | 環状パイプ、抱え込み、フローティング構造、HDD緩衝材、排水管等 | 加圧試験100kgf、76cm落下、キーボード全面防水滴、液晶ヒンジ試験 |
富士通 FMV-LIFEBOOK SH |
13.3インチ | WXGA (1366x768) |
1.66kg | Core i5 450M | 6.4時間 | 加圧試験200kgf | |
東芝 dynabook RX3W |
13.3インチ | WXGA (1366x768) |
1.40kg | Core i5 520M | 10時間 | 新空冷設計、ハニカムリブ構造フレーム | 加圧試験100kgf、76cm落下、30cc防水滴 |
SONY VAIO Zシリーズ |
13.1インチ | WXGA++ (1600x900) |
1.62kg | Core i5 520M | 10時間 | 衝撃、落下、振動、開閉、輻射、静音、電圧、静電気、ひねり等の試験 | |
DELL Inspiron 13z |
13.3インチ | WXGA (1366x768) |
1.79kg | Core i5 430UM | 4.8時間 |
ざっと現物を見てきました。
ThinkPadはTシリーズにもかかわらず非常に薄くなってますが剛性は十分。段差やでっぱりも以前より少なくなり、すっきりとしたデザインは大人向きです。キータッチの感触は流石です。しかし今時この駆動時間の短さは不思議です。
Let's note F9のこのサイズでこの軽さは驚きです。無理に薄さを追求しない姿勢が良いですが、高級感がないです。ハンドル付きのスタイルも右手の下にDVDが来るのも良くないです。
富士通LIFEBOOKはキーボード周りのメッキがいただけません。耐久試験に関してメーカー情報が少ないです。メリット、デメリットともにあまり特筆すべきところがないです。
東芝dynabookは店頭のデモ機を触ってみましたが、液晶ベゼルがペラペラです。軽さと剛性はトレードオフですが、ちょっと不安です。底面にファンがあるので足とか立てて底上げして使うものなのでしょうか。
ソニーのVAIOのZは究極のスペックです。物理的な剛性も優れているものと推測します。画質、音質、デザインも売りだそうで、対象とされているビジネスエグゼクティブ(?)は、このPCでどんな仕事するのか想像つきません。字もとても小さいし。
普段アプリケーションをたくさん上げているので、液晶は大きいに越したことはありません。ThinkPadは14インチでこの軽さはスペック以上のスマートさを感じます。職場でもThinkpadのXシリーズに液晶ディスプレイを繋げている人もちらほら。実のところ、基本的機能でもある入力や操作性を考えると、トラックポイントやENDキー、Fキー配置は手に馴染んでしまっているので、Thinkpadしか選択の余地はないのです。また、セキュリティー上、外でノートパソコン開いて仕事して良いという会社は今時ないと思われ、実は駆動時間もあまり気にならないものです。ということで、T410sの購入を決めたのでした。