レマニア クロノグラフ

The Lemania Chronograph

直径34.5mm/厚さ11.6mm

インデックス。

直径28.9mm/手巻き/15石/毎時18,000振動

タキメーター・クロノグラフ

レマニア社(現ヌーベル・レマニア)の2レジスター・クロノグラフです。ムーブメント製造メーカー、レマニア・ブランドの腕時計は珍しいです。

ビンテージの雰囲気をかもしだすアイボリーの文字盤にはタキメーターが刻まれ、ゴールドのリーフ型の針とアラビア数字インデックスが上品です。

今でこそクロノグラフといえば40mmサイズがスタンダードですが、このケースは直径34.5mmと3針時計並みのこぶりなサイズです。コンディションは非常に良いです。(NEAR MINT)

18,000振動のロービートも味わいがあります。

クロノグラフの名門レマニア社

1884年創業のレマニア社の名前を世に知らしめたのは、1942年にアルバート・ピゲが開発した当時世界最小サイズのクロノグラフ27CHRO C12でしょう。

後にCAL.321としてオメガのスピードマスターに搭載され、今でも多くのスイス高級ブランドが採用している歴史的な傑作です。

現在スウォッチグループのヌーベル・レマニア社は、ブレゲやパテック・フィリップなどの超高級ブランドのためにベース・キャリバーを製造供給しています。クロノグラフだけでなく、トゥールビヨンも製造する高い技術力を持っています。

爽快な操作感

ピラーホイール(コラムホイール)による制御のため、スタートプッシャーのクリック感は軽快です。オールドムーブメントならではリセットの爽快感も味わった人にしかわからないでしょう。

オールドムーブ:機械式時計が黄金期を迎えた30年代から60年代にかけて製造された優れたムーブメント

希少なムーブメント

このムーブメントは1932年に開発された28.9CHRO(13CH)がベースになっていると思われます。ブリッジの形はCAL.321に酷似していますが、ムーブメント・サイズは若干大きく、スライディングギアやカップリングクラッチなどの伝達構造が複雑です。良く見るとテンプに耐震装置がないので日常使用は控えることにします。

クロノグラフ輪列